遺言書の保管方法
遺言書は、被相続人の最後の意思表示が記載された大事な書類です。
そのため、相続が開始するときまで、大切に保管しておかなければなりません。適切に保管をしていないと、家族が遺言書を見つけられなかったり、改ざんされてしまったり、その疑いをかけられたりするおそれがあります。
遺言書の保管方法は大きくわけて5つあります。「自宅保管」、「法務局保管」、「公正証書遺言」「弁護士保管」、「遺言信託」です。
自宅保管は手間がかからず、もっとも一般的な保管の方法です。
しかし、保管場所を知っている人であれば誰でも自由に手に取ることができるため、改ざんのおそれが高まります。
このような自宅保管のリスクを回避するため、2020年7月から法務局に遺言書を預けることができるようになりました。
法務局に預けることで、改ざん・紛失のおそれがなくなります。
ほかにも、自分だけで作成する自筆証書遺言ではなく、公正証書遺言を用いれば、原本を公証役場に保管できます。
また、弁護士などの専門家に保管を依頼したり、銀行の遺言信託サービスを利用したりすることも可能です。
相続対策については、CISコンサルティングまでご相談下さい。当社は、大阪を本社に、東京都千代田区丸の内にもオフィスを構えており、相続対策のほかにも、事業承継、経営改善について、コンサルティングを行っております。
そして、当社では診断提案を行います。事業承継診断、経営診断、経理診断、税金適正診断をして、企業の現状を把握し、課題を抽出します。徹底的なヒアリングと診断をもとに、企業の将来をサポートさせていただきます。
相続対策についてお困りの際は、当社にご連絡ください。お待ちしております。
Basic knowledge当事務所が提供する基礎知識
-
生前対策を行うことの...
生前対策をおこなうメリットとしては、主に2点が挙げられます。 ①遺言書を作成しておくことで、相続が発生した際におこるかもしれない相続争いの可能性を軽減できる。相続財産について遺言が遺されていなかった場合、相続人 […]
-
相続税を申告しなかっ...
相続税が発生したときには、自己に相続があることを知った日から10ヵ月以内に相続税の申告をしなければなりません。では実際に申告をおこなわなかった場合、どうなってしまうのでしょうか。相続税の申告が期日を過ぎてしまうと、罰則が […]
-
事業承継税制を利用し...
事業承継は後継者問題の改善だけでなく相続税や贈与税の節税につながることがあります。 事業承継には事業承継税制(特例措置)というものがあります。後継者に指定された相続人や受贈者が経営承継円滑化法の適用されている非 […]
-
住宅取得等資金の贈与...
子などに贈与を行う際には、住宅資金としての贈与を行うことがあります。例えば、子がマイホームを購入するからその資金の一部を贈与する、となった場合にはもちろんのことながら贈与税の対象となります。しかし、住宅取得等資金の贈与の […]
-
生前贈与された財産も...
相続では、たびたび遺留分のトラブルが起こります。遺留分のトラブルには、遺言や生前贈与で相続人の1人が多くの財産を取得したときなどが考えられます。本記事では、生前贈与された財産も遺留分侵害額請求の対象となるのか解説します。 […]
-
相続税の配偶者控除|...
人が死亡すると、相続が生じます。相続とは、被相続人が死亡した時に被相続人に属していた一切の権利・義務を相続人に包括的に承継することをいいます。そして、相続によって承継した課税遺産総額に対しては税金が課せられます。この税金 […]
Office Overview事務所概要
名称 | CISコンサルティング税理士法人 |
---|---|
代表者 | 滝 亮史(たき りょうじ) |
所在地 | 〒541-0046 大阪市中央区平野町2丁目1−14 KDX北浜1001 |
電話番号 | 06-6203-8531 |
対応時間 | 平日 9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能) |
定休日 | 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能) |


-
- 代表者
- 滝 亮史(たき りょうじ)
-
- 所属団体
-
- 近畿税理士会
- 大阪府中小企業診断協会
-
- 経歴
-
- 税理士事務所、大手税理士法人に約11年間勤務後、平成26年にCISコンサルティング株式会社、滝亮史税理士事務所開設。
- 平成19年税理士登録(登録番号107863)、平成25年中小企業診断士登録(登録番号411767)